サイト運営者必見!Googleアナリティクスでユーザー属性と興味関心を分析する簡単な方法
こんにちは!
Web心理マーケターの鈴木 公(@KouShinri)です!
ファンの属性や興味・関心が少しでも明確になると、サイト運営や分析がよくなりますよね!
「これが好きな人にはこれを発信しよう!」
「こういう人にはあれを伝えよう!」
そんなふうに、伝わる人に伝えたいことを届けられるようになりますね! だから、ファンの属性や興味・関心は、会社サイトやECサイトに限らず、気になることの1つです。
そんな大切な情報である「ユーザーの属性や興味・関心」も、Googleアナリティクスには分析できる機能があります。
それは「ユーザー属性とインタレスト カテゴリ」というレポート!
このレポートによって、年齢、性別、興味・関心ごとにユーザーを分析できるのです!
ということで今回は、「ユーザー属性とインタレスト カテゴリ」の設定方法3ステップと簡単に利用可能なデータについて、ご紹介していきたいと思います!
「ユーザー属性とインタレスト カテゴリ」を有効化しよう
分析できるようにするためにも、まずはGoogleアナリティクスで「ユーザー属性とインタレストカテゴリ」を有効化していきます!
といっても意外と簡単! 3ステップで設定ができるようです。
順番にみていきましょう!
Step1.「プロパティ設定」をクリックする
Googleアナリティクスのホーム画面上部の「アナリティクス設定」を選択し、プロパティの欄から「プロパティ設定」をクリックします。
Step2.「広告向け機能」をオンにする
画面が切り替わりスクロールしていくと、「広告向け機能」の設定箇所がありますね。
その設定を「オン」に切り替えます。
Step3.「ユーザー属性とインタレストカテゴリに関するレポート」を有効化する
それでは、「レポート」に移動しましょう。
左メニューから、「ユーザー」→「ユーザーの分布」→「属性」を選択します。すると、右側の表示画面が変わりましたね!
上部にある「有効化」ボタンがあるので、クリックしましょう。
これで、「ユーザー属性とインタレスト カテゴリ」の有効化も完了です! とても簡単な設定方法でした!
(※注意点)
Googleアナリティクスの有効化完了画面では、「レポートは今すぐご覧いただけますが、データが反映されるまでに 24 時間ほどかかる場合があります。」とのこと。気長に待ちましょう!
利用可能なデータとは?
さて、設定が完了しました。
データの収集までには24時間ほどかかるようなので、気長に待つとして、ここからは利用可能データについて簡単にご紹介していきたいと思います!
ちなみに、有効化になったレポートは次の2つです。
- ユーザーの分布
- インタレスト カテゴリ
共に、レポートの「ユーザー」の中にあるので、確認してみましょう!
ユーザーの分布について
ユーザーの分布では、「年齢層」「性別」に分けられます。これで大まかなファン層がわかりそうですね!
年齢
年齢層を6つのカテゴリーに分け、分析することができます。
セグメント
- 18~24歳
- 25~34歳
- 35~44歳
- 45~54歳
- 55~64歳
- 65歳 以上
性別
男性・女性に分けて、それぞれの状況を分析することができます。
セグメント
- 男性
- 女性
インタレスト カテゴリについて
インタレスト カテゴリでは、「アフィニティ カテゴリ(リーチ)」「購買意欲の強いセグメント」「その他カテゴリ」に分けられます。ここでユーザーの興味・関心が分析でき、ファン像がより詳しくわかりそうですね!
アフィニティ カテゴリ(リーチ)
「どのような情報やコンテンツを好むのか?」「どのような日常生活を送っているのか?」がわかります。より細かくライフスタイルを識別し、それぞれ分析ができそうですね!
購買意向の強いセグメント
「どのような商品に対して購買意欲が高いのか?」がわかります。ECサイトを始め、商品購入に至るまでの情報が分析できそうですね!
その他のカテゴリ
「アフィニティ カテゴリ(リーチ)」をより具体的にしたレポートです。Googleアナリティクスのサポートページによると、
最も具体性の高い、何かに特化したユーザー層を想定できます。たとえば、「グルメ」というカテゴリはアフィニティ カテゴリに該当しますが、その他のカテゴリには「レシピ / 料理 / 東アジア」というカテゴリを設定できます。
このように、ニッチな市場の状況を知りたいときには便利な分析レポートになりそうです。
以上が、簡単な内容説明でした!
より詳しい内容を知りたい方は、Googleアナリティクスのサポートページ「ユーザー属性とインタレスト カテゴリについて」もご覧ください。
(※注意点)
この「ユーザー属性とインタレスト カテゴリ」のレポートには、情報収集できないユーザーの数は当然ながら含まれていないようです。そのため、「すべてのユーザーデータ」という考え方よりも、参考にすべき「一部のユーザーデータ」として参考にしておきましょう。
まとめ
ユーザーの属性や興味・関心が少しでもわかると、「だれをターゲットにすべきか?」「どのようにアプローチしていくべきか?」など、マーケティング部分が大きく改善できますね!
また、最初に設定したペルソナや目標とのギャップについてもわかり、随時修正ができそうです!
そのような意味でも、Googleアナリティクスの「ユーザー属性とインタレストカテゴリ」は大事なレポート。サイト運営において、チェックすべき指標の1つになりそうですね!
今回ご紹介したGoogleアナリティクスのレポートを参考に、少しでも良いサイト運営、ECサイト運営につながれば嬉しい限りです!