運営者は覚えておきたい!サイト表示速度を改善すべき2つの理由
こんにちは!
Web心理マーケターの鈴木 公(@KouShinri)です!
突然ですが、あなたは「サイトの表示速度」を気にしたことはありますか?
「サイトの表示速度」の優先順位はきっと低いことでしょう。その前にやるべきことがたくさんあり、それらが完了した頃に意識し始めることですよね。
もちろん、企画、計画、編集、宣伝などの骨格部分は最も重要です!
でも、認知度が高まり、ある程度集客できるようになったときに気をつけておくべきこと……。
それが、「サイトの表示速度」なのです!
では、なぜ気をつけておかないといけないのか?
今回は、サイト表示速度を改善すべき2つの理由をご紹介していきます!
離脱率・直帰率が50%超に増える
あなたのサイトは完全に表示されるまでに何秒間かかりますか?
ここでいう「完全の表示」とは、「スクロールがスムーズにできるようになるまで」と考えておきましょう。
ではもう一度、質問です!
完全に表示されるまで何秒かかりますか?
なんと! 3秒以上必要なサイトは改善が必要なようです!
ラドウェアのレポートによると、アレクサランキングのトップ100のサイトにおける操作開始時間はほぼ5秒で、昨年比横ばいである。ただし、本来、操作開始時間の理想的な数値は3秒と言われているが、トップ100のサイト中、3秒以内に収まるサイトはわずか20%に留まっているという。
では、操作開始時間が3秒以内に収まらなかった場合、どのような影響があるのだろうか。増山氏によると下記の通りだ。
- 過半数(57%)のユーザーがそのサイトから離脱
- 80%のユーザーは、そのサイトを再訪しない
- 不満が伝染し、サイトの集客に悪影響を及ぼす
もちろん、3秒はあくまで及第点であり、早いに越したことはない。
参考サイト⇒サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加!
そう。つまり、あなたのサイトの訪問者の半分以上の人たちは、「3秒以上待てない」のです!
これはもう、サイトの改善が必要ですよね。
普段の生活を考えても同じ
ちなみにこれは、普段の生活を考えてみても同じようなことが想像できますよね!
ここであなたに質問です!
<質問>
すごくお腹がペコペコになり、ご飯を食べにお店に訪れました。お店はファミリーレストラン!
そこで、あなたは料理が出てくるまで何分待つことができますか?
人それぞれですが、きっと10分ほどを境目に急激にイライラが増し、30分経過しても料理が出てこなかったら帰りたくて仕方がなくなりますよね。
そして、その感情。それと同じ気持ちをユーザーは感じているのです。サイト表示までのたった3秒の時間ながら感じているのです!
「遅ければ遅いほど、直帰率・離脱率が高くなる」
これがサイト表示速度を改善すべき1つ目の理由です!
コンバージョン(売上)の低下につながる
そして、サイトの直帰率・離脱率が高いことで起きる、重大なこと!
それは、
- 売上が低下すること
- そもそもコンバージョンされないこと
この2つですね!
ネットショップもそうですが、資料請求やお問い合わせを目的としている会社サイトでも、1つの目標を達成する可能性が下がるということは重大な問題ですよね!
もちろん、総PV数が下がったり、回遊率が下がることなども問題点です。
しかし、そもそもサイトを運営する目的は、あなたの商品やアイテムに興味のある人と接点を持つこと。 サイトの表示速度が遅いことで、見込みの人との接点が減ったのであれば、やはり大問題です!
「コンバージョン(売上)の低下につながる」
これが、サイト表示速度を改善すべき2つ目の理由なのです!
良いサイトほど表示速度が速い
良いサイトほど表示速度が速いです!
その速いサイトの代表が「Google」のトップページ。
3秒未満で表示されるのは当然ながら、1秒すらかかりませんよね。
その結果、検索してくれる人も多く、検索広告の収益(売上)も上がりやすくなっています。 それに、ユーザー目線でもグーグルは使いやすく便利。だから、何度も繰り返して利用しているユーザーも多いですよね。
つまり、表示速度が速いことで良い循環が発生しているのです!
ちなみに、グーグルの公式YouTubeチャンネルでは、「ページの読み込み時間は0.5秒以内が目標」と言っています。
もちろん、まずはあなたのサイトのコンテンツや伝え方が大事です。
それに加えて、より良い結果につなげていくためにも、サイトの表示時間をできる限り縮めていくことも大事なのです!
サイトの表示速度を改善していくことが、あなたにとってもユーザーにとっても、お互いプラスに働くカギになりそうですね!
まとめ
サイトの表示速度はやはり大切ですね!
人は待てない生き物。特に、ネット上では他のサイトもあるので、待つくらいなら他のサイトで解決することもできます。
その点も含めて、今回は「なぜ表示速度を改善すべきなのか?」という理由を簡単にご紹介しました!
もちろん、他にも理由はあることでしょう。でも、いくら「なぜなのか?」を探しても、サイトは良くなりません。
あなたがすべきことは、理由探しではなく「自サイトの改善」です!
今回ご紹介した理由を基に、少しでもより良いサイト運営につながるきっかけになれば嬉しい限りです!